(株)近江兄弟社が創設されてから、約80年の年月が過ぎようとしています。この事は皮膚関連製品を80年間製造し続けたことになり、また全国の代理店、薬局薬店及び消費者の皆様にご愛顧、ご支援を80年間も受け続けて来たことにもなります。これら全国の皆々様に心から厚くお礼申し上げます。
 これから21世紀に向かって、皮膚関連製品専門メーカーとして、より良い製品づくりに励みたいと念願しております。つきましては、(1)「メンターム」ブランド(2)「薬用」効果(3)「皮膚専用」製品を三大要素としたポリシーを明確にし、製品開発を致します。そして情報収集分析、製品開発、販売促進プランづくりなどの専門システムであるLEO(Lady's Eye Omi)の効果的活動により、新しい時代の生活感覚に適した製品づくりをより一層推進していきたいと考えております。また販売ネットワークであるOSF(Omi Sales Franchise)もネットを拡げ、更に技術提携をした台湾工場の稼動開始により、台湾市場のみならず中国を初めとする東南アジアにもその枠を拡げて行く事も可能となって来ました。
「新しいブドウ酒は新しい皮袋」という聖書の言葉がありますが、新しい時代に相応しい、新しい製品を提供し、皮膚関連製品専門メーカー(Total Skin Care Production)としての地盤をしっかりと固め、第二創業の基本理念「信仰と商売の両立」の実践を続けていく所存でございます。「メンターム」ブランドの製品をこれからもご愛用くださいますようよろしくお願い申し上げます。

感謝
取締役社長 岩原 侑


近江兄弟社の創業者であるWilliam Merrell Vories(ウイリアム・メレル・ヴォーリズ)は、明治38年(1905年)、キリスト教の布教と実践のために英語教師として来日しました。彼は教鞭を取るかたわらで、キリスト教精神に基づく理想郷づくりをめざし、近江を中心に建築、病院、医薬品の製造、販売、教育など様々な事業を興し、信仰と事業を両立させた社会奉仕活動グループを築きあげました。また、彼は、建築家として、文化的にも価値の高い数々の名建築を残しています。その代表作には、大阪大丸心斎橋店、関西学院大学、神戸女学院をはじめ、各地の教会堂やミッションスクールなどがあげられます。彼の作品は、華美で斬新な様式がもてはやされた時代に、清楚で堅牢、均整のとれた「確かな建築」と評価され、ヴォーリズの文化遺産として現代に生き続けています。私有財産を一切持たず、生涯をすべて社会事業を通じた社会貢献や社会奉仕に費やした彼の「信仰と商売の両立」の実践という創業精神は、今も近江兄弟社グループ全体に受け継がれています。
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